■公開日(アメリカ):2002/11/12
■公開日(日本):2003/08/02
■興行収入(アメリカ):55万ドル
■上映時間:89分

■マドンナ役名:Amber Leighton(アンバー・レイトン )
■監督:ガイ・リッチー
■出演者:
・アドリアーノ・ジャンニーニ
・ジーン・トリプルホーン
・ブルース・グリーンウッド
・デヴィッド・ソーントン
・ヨルゴ・ヴォヤギス
・エリザベス・バンクス
・マイケル・ビーティ

■ストーリー
高飛車なマダムとその世話係となった船員が2人だけで無人島に取り残されたことから立場が逆転、やがて真実の愛に目覚めていくラブ・ストーリー。74年の「流されて…」をガイ・リッチー監督が妻であるマドンナを主演に据えてリメイク。共演はオリジナル版に出演したジャンカルロ・ジャンニーニの息子アドリアーノ・ジャンニーニ。ギリシャからイタリアへ向かうプライベート・クルーズ船。この船上でアメリカから来た富裕層のカップルたちが豪勢なバカンスを楽しんでいた。しかし、ただ一人、製薬業界の大物トニーの妻アンバーだけは不満を露わにしている。既にトニーとの夫婦仲も冷めている上に傲慢で利己的な彼女はなかなか鎮まらず、特に船員の一人ジュゼッペ相手に怒りをぶちまけていた。そんなある日、アンバーは洞窟探検に出掛けた友人たちを追うため、ジュゼッペに無理矢理ボートを出させる。だが、その途中、二人はボートの故障と嵐に見舞われてしまう…。

■受賞
【ラジー賞】ワースト作品賞
【ラジー賞】ワースト主演女優賞:マドンナ
【ラジー賞】ワースト監督賞:ガイ・リッチー
【ラジー賞】ワースト・スクリーン・カップル賞:アンドリアーノ・ジャンニーニ、マドンナ

■ノミネート
【ラジー賞】ワースト主演男優賞:アンドリアーノ・ジャンニーニ
【ラジー賞】ワースト脚本賞:ガイ・リッチー

■インタビュー
・あなたにとってこの物語の何が魅力だったのですか?
(登場人物の間の)関係の緊張感と、その変化です。彼女は始め、支配的な人間で彼にも冷たいけれど、その後状況がまったく変わってしまうところが気に入りました。彼女を優位に立たせていたものが、新しい状況では消えてしまい、そして今度は彼が指導権を握るというところです。人間の本質と、彼らの間にある違いが彼らを結びつけたということについて、とてもおもしろい見方をしています。

・肉体的にもきつかったと思いますが、何か特別な準備はしました?
映画は、私のツアーが終わってから10日後に始まりました。私は4ヶ月もの間、2時間のショーを続けていたおかげで、すでにとても鍛えられていたのです。とてもやる気になっていたし。ボートの上ではそれほどきつくはありませんでした。ただ、島では11月に撮影したので、もう寒くなってきていたんですよ。風が強くて、そして砂も。海からの海水がすべてをガサガサに乾かしてしまったし、水は凍るように冷たいし、なのに私たちはその中に入って、とても気持ちがいいふりをしなければいけなかったのです。

・アンバーのファッションセンスには、あなたの考えも入っていたのですか?
ええ、私達はいろいろなアイデアとインスピレーションを持っていて、最新ファッションを身に付けているニューヨーク社交界の女性を手本にして、彼女を創り上げました。そういうキャラクターにね。ファッションを真剣に受け止めている人に。彼女は初め、お金持ちになり、裕福な人と結婚し、いい服を着て、きれいでいる、そういう他の誰もがしたり、また価値を見出すことを大事にしていた。きれいでいる。スリムでいる。たくさんエクササイズする。そういう表面的なことを。だけど、心が無く内面的な幸せもなく本当の幸せも知らない。

・オリジナルの『流されて』に描きこまれてる男女間の争い、性的な考え方は、あなたにとって重要な要素でしたか?
いいえ、男女間の争いという意味では考えませんでした。それよりもこれは、お金と権力を持つ女性―彼女はそれらを使って他人を冷たくあしらい、彼女の人生はそういう分風にずっと続いていくと思っていた―についての映画だと思いました。でも全ての行動にはつねにはねかえりがあります。やがて彼女にとって状況は不利になり、すると彼女はそれまでけなし傷つけてきたまさにその人が必要になる。そこが気に入ったのです。本当の意味での人生の教訓が、そこにはありました。人生の教訓を学ぶには、たくさんのものに服従しなければいけないのです。たくさんのものに降伏しなければ。

・あなたにとってこの役は、成長や変化を象徴しているのですか?
私は今まで、彼らの人生のいろんな状況のもとで変化した、思いやりのない女性を演じてきたと思います。そう思うけど・・・わかりません。この役は最初から最後まで、とてもしっかりした役だったと思います。もしかしたら今までのどんな役より現実味があって悲劇的かもしれません。確信はないけど。彼女は最初、ほとんど風刺画のようです、つまり嫌な女を誇張して描いたゆおうな。そして結局・・・最後に彼女は人間になるのです。叩かれなきゃいけない人っていますよね。わかります?彼らを自分本位という泡から出すには何かをしなければいけないのです。だから・・・つまりジュセッペは、彼女が(彼女の)中にすでにいた人間になるのを助けたのです。内面深くどこかにいた彼女、そして彼はそれを表に出すのを手伝ったのです。

・ガイ・リッチーが監督だということで、試練や落とし穴などはありましたか?
私達の間に火花が散ったり、緊張が走ったりするとみんなが思っていたんですよ。だから常に好意的でいるように努力しました。今までのどんな状況よりも。それに殴りあったり要求したりしている時間はなかったのです。全員が兵士でなければならなかったのです。ガイはクルー達と以前にも仕事をしていたから、本当に家族みたいでした。まあ、時にはガイに反論しましたし、意見の相違もあったけれど、私は口を閉じることを学んだし、いつ争うべきかそうでないか考えていました。

・彼らについて考えるとき、実際あの島で、ずっと暮らせるのかどうかという疑問が付きまといます。
ええ。私は、彼らは暮らせたと信じていますし、私の頭の中では彼らは・・・、彼女は戻ってくると思います。彼女はヘリコプターで行くことを選ばなかった。乗っていたのは彼女の夫で彼女は一度、戻る。・・・こういうのは私だけかしら?彼女は戻るけど、人生に求めているのはそれじゃないことに気付くのです。彼女はジュセッペを愛していることに気付く。彼女は夫との関係を終わらせて島に戻り、彼を見つけるのです。そして彼らは赤ちゃんを作るのよ。(笑)

・最近、観たり聞いたりしたもので、とても気に入ったものは?
うーん、そうね。私達は最近、「子連れ狼」という日本のサムライ映画をい観ているんです。聞いたことあります?

・アニメですか?
いいえ、違います。実写です。今の一番のお気に入りです。

・あなたと子供たちの?
いいえ、わたしとわたしの、そうね、子供みたいな夫の。(笑)

・では、次はなんです、何か計画は?
家に帰って夕食を作らなきゃ。今、アルバムを製作中です(『American Life』のこと)。だからそれが次ですね。そしてそれから、宇宙を周って・・・知りませんでした?宇宙飛行士になるためにトレーニングしているんですよ。

■日本版パンフレット

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