■絵本について
世の中をいい場所にしたい。そのためには“種”の段階である子供たちに働きかけようと思ったの。彼らはいずれ大人になって、世界に影響を及ぼすようになるのだから。

私が子供の時、誰もこんな本を読んでくれなかった。そのせいで、傷ついたり、他人をうらやんだりしてムダな時間を過ごしたのよ。私は自分の本に書かれているすべてのテーマを自分で体験したの。その結果、失敗もしたし、痛い思いもした。これらの本を通じて、今の子供たちに人生で降りかかってくるさまざまな困難を乗り越えるためのツールを授けてあげたいの。

ひどいことが起こった時、自分は犠牲者だと感じて落ち込んでしまうことはよくあること。でも『自分はここから何を学ぶべきなんだろう?』と考えて立ち向かえば、つらい状況もポジティブなことに変わるのよ。それは小さな出来事に対しても言えるわ。たとえば交通渋滞にあっても『もしかしたら一緒に車に乗っている人とゆっくり会話する機会を持つためだったのかも』と取ることもできる。一見最悪に見える事態も、実はあなたにとって最高の幸運なのかもしれないのよ。

まずは子供たちに語ってみて、おもしろいと思ってくれるかどうか“実験”してみた。それに自分にも子供がいるという事実のおかげで、私も、子供向けの本を書いてみるくらいはしてもいいかも、と思えたのは確かね


■子供について
私にとって最大の優先事項はずっとキャリアにあったから、子供は『そのうち、そのうち』と後回しにしてきた。今になって、もっと早く産んでおけばよかったと思う。3人目を考えていた時に(昨年の)コンサートツアーが始まってしまったから、今はできたらできたでいいくらいに構えている。必死で努力する気はないわ。それに、実際は3人子供がいるも同然だし(笑)。

■夫との関係
夫婦関係や恋人関係を長く続けていくための秘訣は、自分から謝ること。たとえ自分は悪くないと思っている時もね。それが、カップルとして生き残っていくための唯一の手段。いえ、たとえどんな相手とでも仲良くやっていくための秘訣と言ってもいいわ。『I am sorry』という言葉のパワーを甘くみちゃいけないわよ。

彼と仕事をするのは1回経験したからもう十分(笑)。ふたりとも意見が強すぎるの。私たちは、一緒に住むだけにしておいたほうがいいみたい。


■カバラについて
パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズもカバラにはまっている、なんて書かれているけど、彼女らは1回クラスを受けにきただけ!本当にカバラを勉強しているセレブは私の知る限り4人だけよ。(カバラを意味する)赤いブレスレットをつけるのは、決しておしゃれのためではないの。カバラに限らず、私のことを、常に人と変わったことを見つけようと努力していると決め付けている人もいるみたいだけど、それは違うわ。私の関心は、自分の中から自然に出てくるのよ。私は好奇心旺盛だから、いろんな冒険をしては影響を受けて、それが仕事や趣味などに影響されるだけなの。

■映画の監督業について
いつになるかはわからないけど、期待していてね。

■キャリアについて
アルバムを出す時も映画に出る時も、『他人がどう思うかわからないけど、ベストを尽くそう』って思って挑むの。成功したら最高。でなければ、さっさと次に進むだけ。人生、すべてが完璧なんてありえない。そうじゃないほうがいいのよ。それでなきゃ変革はありえないでしょう。ある人について知りたければ、その人が失敗した時を見てみればいい。その時その人がどう対応したかを見れば、本性がよくわかるわ。そういう時こそいちばん強くあるべきなの。



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