“The Re-Invention Tour”体験記 by nnnさん


nnnさんからのレポートです。
“Re-Invention Tour”の記念すべきポルトガルの最終公演に行かれたnnnさん。
画像もたくさんつけていただきました。
画像はすべてクリックすると拡大サイズでご覧いただけます。


3年前、DWTツアーの最終日を観ることができました。
当時のあの混乱の中「これでもうツアーはないな」と正直思いました。
あれから3年、このツアー発表は奇跡のようでした。
大陸最西端の地、リスボン最終公演に向かうことができました。
なお、この2日間はビデオ撮影されていました。

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<Road to Madonna >

今回のツアー、金曜日の公演はゼロ。
平日勤務会社員にとっては時差の関係で金曜日公演が行きやすいのに。
気が早く、連休や夏休みを狙ってトロント、ロンドンとチケット購入したが、
仕事の都合で手放すことに。イスラエル公演がラストという情報が流れ、ガイドブックに目を通す。
しかし、イスラエル公演は中止された模様。その結果、オランダとポルトガルが追加された。
こうなったら今回も最終公演行くしかない。リスボンは9/12、13と発表されていた。
 
チケット発売直前、会場側による9/12のダブルブッキング発覚。
チケット発売が延期される事態に。数週間後、一日ずらして9/13、14が発表されひと安心。
(日程表を載せたパンフの修正は間に合わず、9/12、13と書かれている)
ネットでチケット購入する。ポルトガル人はのんびりしているのか、
150ユーロで9/13がいい席で取れる。9/14は120ユーロのVIPアリーナにした。
(海外のチケット会社は便利。だって座席が購入前にネットで選べるから)

一方エアは、ブリティッシュエアウェイズで日本出発同日に到着することがわかり、予約を入れた。
が、ビジネスクラスなのに帰国日のリスボンーロンドンが予約がなかなか取れない。
これも現地入り10日前にOKに。(後日サプライズが!)


<「ポルトガルで体験した何か:Priceless」>

9/12、リスボンに到着した。肌寒いが26度はある。
街にでたが、ポスターもなく、fnacでも特にwelcomeなどもなく。
既に終了したeuro2004のポスターが目立つくらい。いたって地味な感じ。
ハードロックカフェでイベントがあるとうわさがあったが、
イベントはU2のコピーバンド、「2U」が演奏していた。


★1日目:9月13日 はれ★
20:00
会場は万博のあった場所で、地下鉄が乗り入れている。
地下鉄で向かったが、車内も特にmadonnaという文字などみあたらない。
会場前に開演を待つ長い列を見つけた。

「カメラ禁止」とチケット購入時注意書きがあったが、
前回のツアーのL.A.ではみんなバシバシとっていて、
カメラを置いてきたことを悔やんだから、当然デジカメ持ってきた。

スタンド席の列に並ぶ。
屈強なセキュリティは、かばんチェックして「Nao(ノー)」といってきた。
「やばい」と思った。
彼の手が伸びてきた。
が、彼は僕のペットボトルを取り上げてフタを外してそのフタを捨てた。
そして会場へ促された。
どうやらフタ付飲み物はだめらしい。
「フタ付の飲み物はダメ」次回への教訓である。
カメラはどうでもいいってことだ。

会場入り。
この会場、梁が木造なのだ。
木目調の会場もめずらしい。
明日はフロアーだから手ぶらで行きたい。
「今日グッズを買わねば」と売り場に向かう。
しかし「do it betterTシャツ」はなかった。
「madonna is my home girlシャツ」は大きすぎて断念。
15ユーロにディスカウントされたパンフのみを購入。

今日の席はトッププライスのステージサイドのスタンドで、僕らは右側である。
席につき見渡すと会場は結構小さい。15,000人収容とのこと。
眼下のアリーナはVIPとそれ以外の2ブロックに前後分かれており、すでにすし詰め。
明日はこのVIPアリーナだ。
僕のまわりの客層は大人って感じ。
親子3人が隣、前列は「おばあさんとおじいさん」。
見渡すとブラジル、スペイン、アルゼンチンの国旗が見える。もちろん地元ポルトガルのも。
ラテン系多国籍の観客の中でアジア人は僕ら以外に一人だけ見かけたくらいだった。

21:30
開演時間だが、客電が落とされる気配ゼロ。
スタンドも空席がちらほら。しかし、会場は相当な盛り上がりで、
一体となって、BGMにあわせて雄叫び。観客への期待↑↑↑。

22:00
客電が落とされた。青いスポットライトが2本天井に向かう。
音はなし。
スクリーンに目をむけると、後方で白いライトが動いている。
そこにはmadonnaが!マイクやヘアを直しているのがはっきりみえる。
僕らの席からは丸見えだが、会場からはスクリーンが隠しているため
僕らの周りだけ、気づき叫んでいる。
そして彼女が消えた。

-(intro)The beast within-
今回のビデオでこれが一番好き。
「Time is near, behold, I am coming soon...」でヴォーグへ。

-Vouge-
「Strike a pose」でブリッジ。

僕は右側なので、マドンナの股が真正面。顔が見えない。。。
金色コルセットで登場。
既にTVで何度も流されていた曲だが、
生だと映像よりも躍動感があり、舞台がゆれているのがわかる。
振り付けは以前のよりシンプルだが、とってもかっこいい。肉踊るって感じ。
(この感じがビデオで伝わればいいけど)
最後の決めはアメリカ公演でのコマネチ風決めポーズから
手をしなやかに差し伸べるポーズになっていた。

-Express yourself-
「オーライ、ポルチュガール, I SAY Are you ready?」でスタート。
初めて観たコンサートのオープニングソングで懐かしい感。
踊りにBAツアーの力強さはもうない。
BAの時の振り付けでちびりと踊ってみた。

-Material girl-
目の前のお年より夫婦が立ち上がり踊りだした。かわいいぞ、WOW!

-Hollywood-
目の前のおばあさん、スケボーアクトに興奮の模様。
僕もこれはお気に入り。
次のカーニバルコーナーへのブリッジ。
マドンナはこういう曲間の使い方がうまく、飽きさせない。

-Die another day-
PVの印象が強いので、衣装に違和感があるが、
タンゴの振り付けは近くで見ると圧巻。

-Bedtime stories-
白が基調のビデオがきれい。清涼感がある。

-Don't tell me-
Bittersweet Symphonyのサンプリングがあり、とてもcoolな仕上がり。
PITエリアの客と握手しはじめる。
(ポルトガルではPITの客はマドンナコンテストで選ばれたらしい。
特にそっくりさんコンテストではないようだ)

-Like a prayer-
「We are just getting this party started..」
リスボンではこれまでの「会場のみんな立って」という呼びかけはもう必要なかった。
リスボン、さすがである。お世辞ではなく、マドンナの声がかき消されてた。
これはビデオで再体感したい曲のひとつ。
♪Like a child, you whisper〜でこちら、右側にくる。
そしてアリーナに手を差しのべた。
そのとき、茶色のぬいぐるみがステージに投げられた。
正体不明。マドンナの足元に転がるが、もちろん無視。
このあと、このぬいぐるみが結構邪魔者になる。

-Mother & father-
「Obirigada. ?Esta contentes?」(ポル語:ありがとう、みんなハッピー?)とあいさつ。
シングルカットされていないけど、会場の反応がいい。
みんな聴いているとは思えないが、この反応はこの土地だからだろうか。
うらやましい。

-Imagine-
「次の曲の歌詞を聴いて。素敵な世界にするために」
と呼びかけ、曲がスタート。
観客がライターをつけ始める。その光と青いライトのコントラストがきれい。
曲の後半である客が花火をつけた。(日本じゃ逮捕かな?)
でも曲が終わっても花火がとまらず。消えなくて困ってそうだった。

-bag pipe intro-
こちら側の花道からバグパイプおじさん登場。
しかし、そこにはあのぬいぐるみが、ゴロン。
ちらっと顔を向けるが、演奏続ける。
そして同じところからダンサーが登場しつづける。
みんな気になるらしく、ちょっと顔をむけるのがわかる。
正直、これで転びはしないか心配でステージどころではなかった。

-Papa don't preach-
Tシャツは「カバラ」。ダンスではこれが一番すき。
マドンナのため、マドンナによる、マドンナの踊りだった。
4人のダンサーとの息もばっちり。

-interlude-
♪I have to change my name〜と歌う。

-Crazy for you-
イントロで 「20年来のファンのためにこの曲を歌いま〜す」。

この言葉で涙腺がぶっとんだ。
この曲をやると知っていたが、まさかステージがにじんでしまうほどの涙なんて。。。
小学生ではじめてみた春先のBA、秋のGS、夏のDWT、
過去のライブが季節感とともに次々と思い出してくる。
20年とても長い時間だよ、マドンナさん。
やっとライブ出会えた曲でもあった。
なんてやさしい曲なんだろう。
会場を包む感じ。

-Music-
もうso crazy。本物だと思っていたミラーボールがビデオ映像と知る。
スクワット健在。

-Holiday(where's the party)-
バックスクリーンで国旗のビデオが始まる。もちろん日本も。
カメラをスタンバイにし、日の丸パチリ。

ダンサーがタンクトップを脱ぎ投げ始める。
(ツアーのヨーロッパレグから上半身裸に)
花道の先で「Thank you Portugal!」で紙ふぶき。
天井からも落ちてくるが、アリーナ後方から噴水のように天井まであがっている。
前回のmusicの紙ふぶきよりも見た目きれい。
スタンドにはこの紙ふぶきは届かなかった。

0:00 「thank you, good night!」
終電がなくなるのでダッシュ!

★2日目 9月14日 くもりのちはれ★

今日はアリーナの日。最終公演!。
現地新聞で昨夜の記事を読んだ。
「オースラリアから来たマドンナファン」が記事になっていた。
「こっちも日本からだって来ているんだ」と思うが、オーストラリアはもっと遠いんだよね。
朝のTVニュースで昨夜の模様が流れた。首相も観たとのこと。

さて本日、まず右か左か、それが問題だった。
昨日わかったのがステージと一列目の間にカメラクルーのレールがあり、距離がありそうだった。
ステージは客席にむかってコの字になっている。
この左右の突き出した部分は客席からは実は一番近い。
結局、競争の激しいセンターよりもサイドを狙うことにした。
朝のニュースでは「客は朝から並んだ」とも伝えられていたからだ。
そこまでの元気はない。時差のせい、歳のせい?

ちなみに前日のライブでのマドンナの位置関係は、


nothing fails
into the groove
crazy for you


nobody knows
express your self
like a prayer

魅力なのは左側。そこでcrazy for you で黒のTシャツを投げるからだ。
しかし僕は右を選んだ。like a prayerで彼女は最前列に手を差し伸べるから。
リスボンでマドンナと握手!できる、かも。

ホテルでだらだらしながら、名物エッグタルト食べながら、会場へは18時に着く。
長蛇の列が見える。
が、それはVIPの列ではなく、普通のアリーナ席の列だった。
で、VIPの列があるほうにたどり着くと彼らは三々五々で、駅前でたむろっている感じ。
列があいまいで、だれが最後尾が聞かないとわからない。
しかも100人もいない。パリや、オランダは徹夜組もでたというが。
「これはVIPチケットだから(人数が少ないんだ)」とそのときはおもっていた。

しかし、それはどうやら国民性のように思えた。のんびりしている人たちなんだろう。
実際早くから並んでいるのはTシャツのスローガンや言葉から半分以上は他国の人だった。
そして会場入りするときには僕の後ろには30人くらいしか控えていなかった。
(並んでいる人が少ないのはラッキーなんだけど、早くきた意味ねー)

僕らは100人目くらいだった。
予定より1時間早く19時に会場。
スタンド列とは異なり、セキュリティ2重。もちろん、フタは外される。
センター1列目はもうあきらめ気分だったのでトイレにいってから徒歩で会場へ。
目指す右サイドはなんと数人がいるだけ。
ダッシュはできず(だってペットボトルの水がこぼれるから)、早足でなんとか2列目を奪取。

あらためて「見上げる」とステージが近い。近いってよりもステージの中に立ってる気分。
目の前をカメラがテストのため動いてるし。
ようやく落ち着いてきたがまだ19時過ぎ。開演まであと3時間。

しばらくしてとなり女の子が地面にあぐらをかいた。
目で「あなたもすわりな」って感じだったので僕らもあぐら。
そのとなりの中学生の女の子たちも座った。
(そうそう、会場には高校生くらいの子供が多い。しかしいい席に座っている。金持ちなんだろうか)
伝染のようにまわりが座りはじめた。うしろのスペイン人カップルは音を立ててキスしまくっている。
しかし眠い(日本時間は朝の3時)。たまりかねて会場でエスプレッソダブルを飲む。

21:30

開演時間だがまだスタンドはちらほら。アリーナ満杯。
このスタンドの空席は日本人をやはり心配にさせる。
あぐらだった僕らも立ってBGMにあわせてリズム刻んで時間を過ごす。
(とてもきれいな歌声の曲が何回も流れていた。
あれはだれの曲だろう。後日「Silicone」のmixだと知る)

待ちの途中、彼女のマネージャーが写真をクルーと撮っていた。タフそうな女性だ。
ダンサーも私服で会場を見にきていた。いよいよ最後なんだ、としみじみ。
待ち時間の間、そんなクルーたちをみて「マドンナと仕事したいな」と思った。(やばっ)
会場についてから4時間経った。
会場の熱気にあおられてか、昨日の残りの紙ふぶきが、はらはらと落ちてくる。

22:00

客電が落ちる。2人のダンサーがブランコに乗るのが見える。
マドンナはもうこのステージでスタンバイである。
うしろから女性の胸が押し付けられた。
でもお互いそんなの気にしていないし。
♪Prophecy Prophecy、Prophecy Prophecy♪
ビデオが始まった。

-Vouge-
最終日も金色の衣装。ステージに近すぎて、
マドンナの顔が彼女がブリッジする台に隠れて見えない。
(青コルセットも見てみたかった)

-Nobody knows-
マドンナが右サイドにやってくる。そしてきた!
目の前で、柵越えダンス。
しわは目立たないが、顔が白く、
あいかわらず汗をかいてない。
1人で踊りきるなんてスゴイ。

-Express yourself-
ダンサー引き連れて、また右サイドに。
銃を持ち行進しながら踊るマドンナ。
お人形みたい。


しばらくして、最前列の女の子がSPに担ぎ出される。
酸欠だろうか。海外での公演らしいと実感。
ところで、最前列ではSPの人が水を振舞ってくれる。目を見て「欲しい」といえばくれる。
僕ら最前列で飲んでると、後ろから「俺にもくれ」との催促。
周囲はバケツならぬ、コップリレーの様相に。

-Deeper & deeper-
曲中マドンナ、ドナ、サイダーが足を並べる。
マドンナの足だけ筋が多いのがわかる。
脂肪がないんだ、とあらためて感心。

-Lament-
マドンナが泣いている(ように見えた)。
あごひげダンサー(ジェイソン)に昨日よりも大量のつばを吐きかけた。

-Like a prayer-
こちら(右)側にきて長く歌ってくる。
手を差し伸べてくるが、届かない。。。ザンネン。
赤いストリングスが目立つ。
最終日も大合唱。

-interlude(パパドントプリーチが終わり、MC)-
「ここはツアーの最終日には最高の場所ね」.
大歓声!。(うれしい言葉だよね)
「今夜が最後の公演です。みんなが楽しんでいるのがとってもわかる」
とマドンナ目頭を押さえた。
マドンナが泣いている。
「また私と一緒にツアーを支えてくれたスタッフの顔が見えます」。
そして、「この夜が終わってほしくない」とキルトスカートの裾で涙をぬぐった。
しばらくして、
♪I have to change my name〜♪と曲を続けた。
そしてCrazy for youが始まった。

-Music-
「ヘイミスタ、ディージェイ」から大合唱!
みんなで飛びまくり。心の中では、「あーもう最後だよ。。。」。

-Holiday-
昨日と同じくイントロで観客から「フォー、フォー」と独自の掛け声があった。
あまりにノリがよく、目の前ダンサーの一人が驚き顔になり、そしてこっち見てニコリとわらった。
いよいよ花道の先に進んだマドンナ。
曲が止まって昨日のように「ボルチュガール」と叫ぶはず(紙ふぶきの合図)が、
涙のせいか言葉を詰まらせ、うずくまってしまう。
かまわず、紙ふぶき噴射!。

ふとステージに目をやると目の前でドナが踊り狂っている。
でも顔は鉄仮面のように無表情な彼女。
(彼女、今回バーニングアップやマテリアルガールでの踊りはうまかった)
そして、♪Come together in every nation♪でスクリーンが下がりはじめた。

昨日とは違いダンサーの顔は正面ではなく、お互いの顔を見てなにか話しかけてる。
リラックスした笑顔で最後をむかえようとしているようだ。
曲が止まり、マドンナがコブシをあげた。
「サンキュー、グッドナイト」

<The party is over>
でも今夜は、最・終・日。
(特に追加された曲はなかった)
スクリーンでステージが閉じられてもなんとまだマドンナがそこにいる。
スクリーンの影で正面の人は見えないようだ。
曲が終わりスクリーンが閉じた途端、
ステージ上でダンサーたちがマドンナを囲むように抱き重ねあったのだ。
その円陣を撮っているカメラクルー。
その輪が解け、マドンナがダンサーと声をかけあっている。
それを見守る僕ら。
とても素敵な瞬間だった。
(きっとドキュメンタリーでこの模様見られるはず)

アリーナで記念写真を撮り、会場を後にすると、女の子たちが逆流してくる。
あの赤白の紙ふぶきを持ってかえるようだ。おそらくスタンド席だったのだろう。
会場をでると夜風のなか、甘栗が売られていた。
日本でも甘栗屋台がライブ会場脇で売られているが、これは世界共通?。

マドンナを間近で観て、「ツアーはまたやるだろう」と感じた。
海外での会場の盛り上がりは、やはりすごい。
日本の会場ではここまではできないだろう。
しかし、ぜひ日本で観てみたい、日本でしか見れない人や、
マドンナを観たことがない人たち(子供など)に観てほしいと思った。

<Back to home>

最終日の翌日。
正午、リスボン発ロンドン行きの英国航空に乗り込んだが、
あれだけ予約とれなかったのに、ほぼ空席。
もうドアクローズの時間だった。

そこにもっさいおじさんたちがぞくぞくと乗り込んできた。
席を埋め始める。
「あっ」とそのグループの白人の若者に目が止まる。
彼はステージでキーボードやギターを弾いていた人だった。
よくよく見回すと現地TVでドキュメンタリーにでていたダンガリハットの舞台監督が隣にいた。
みんな今日帰るんだと、妙にナットクし落ち着く。
じゃマドンナも!と気があせるが、すでにイスラエルにいったとニュースが流れていた。

その後ぞくぞくと昨日みた顔が現れた。
あの火を回す女性ダンサー、あごひげの黒人ダンサーなど。
ひざの上に乗ったり、キスしたり。
「だから座席予約取れなかったんだ」と納得。
「おちつけ、みんな疲れているんだ。騒いでは迷惑だ。
しかもここはビジネスクラス」と心の中で自分を説得。

もちろん、そのまま無視できないじゃん。
ダンサーと写真を撮るんだと意気込む。
しかし機内では彼らは寝てしまった。
最後のチャンスは着陸後だ。

無事ロンドンに着陸。
僕の席が後方だったので、前方に座っていたキーボードと黒人ダンサーは
僕が降りたときはもう消えてしまった、ザンネン。

しばらくすると小柄な女性ダンサーが2人向かってきた。
「いっしょに写真撮っていい?」と呼び止めた。キョトンとした彼女。
続けて「昨日ステージでとってもカッコよかったよ。ぜひいっしょにとって欲しい。
僕は日本からわざわざきたんだ」と続けた。
興奮を押さえるのに必死、そして心からのお願い。
「あなた日本からきたの、私日本大好き。OK」と黒人ダンサー。

僕が真中で彼女らを脇に写真を撮った。
もちろんシャッターの合図は
「Strike a pose!」(笑)

ツアーメンバーはロンドン到着後、ニューヨーク他、各自の家にかえるとのこと。
「またツアーやるよね?」と聞いてみた。
「わからないわ」と彼女たち。
「また会えればいいね」と彼女たちに別れのあいさつし、それぞれの次のゲートにむかった。



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